我的拍売戦記(5) ブルース・リーDVD5部作その三

ドラゴンへの道(猛龍過江)の続き

まだ私が気に入らないのは、リーとチャック・ノリスの格闘中に出て来るノラ・ミャオである。私は犬と猫が大嫌いだからという主観によるものである。見ている側の緊張感が削がれる。それもあんなに何度も出て来てミャオなどと鳴かれると、憎らしくて観劇に集中できない。言い忘れたが、格闘中のノラ・ミャオとは野良猫のことである。この作品のヒロインではないよ。
さて、チャック・ノリスを絶命させると今度はギャングの残党との戦いになる。大ボスがピストルでリーを撃ちに来るが、数秒で警察がパトカーで駆け付け、残党が逮捕される。最後は、殺人を犯しローマに居づらくなったリーとノラ・ミャオの別れだ。恐らくリーは警察に出頭しなければならず、死刑か無期懲役を覚悟して姿を消したのであろう。この作品も例に漏れることなく警察オチだ。

次回は、「ドラゴン怒りの鉄拳」だ。