我的拍売戦記(3) スザンヌ・ベガのCD

連載・私のオークション戦記の第3回目は、スザンヌ・ベガのCD「Solitude Standing」だ。
私は、このCDに含まれるLuca(視聴) 、ただ1曲を聞きたいためだけに落札したのだ。
この「Luca」は女性ボーカル曲では史上最高の曲だと思う。シンミリした中に濃厚な味がある。私はソウル、ヒップホップ、ディスコ位のジャンルしか好んで聞かないのだが、私の音楽コレクションの中でこのCD1枚だけは異彩を放っている。
Amazon.comのカスタマーレビューでは、こんなコメントがあったのを嬉しく感じた。

スザンヌ・ヴェガは見事に「ルカ」の一発屋さんで、その後のヒットのニュースを聞きませんが、それにしても「ルカ」は、その歌詞の内容の悲惨さにもかかわらず、大名曲としか言いようがありません。未だにふと自宅で聞きたくなることもあるし、一度なぜかスポーツ・ジムでこの曲がかかっていたときは、体が震えました。「ルカ」の印象があまりに強いですが、他にも良い曲がこのCDには含まれています。「ルカ」は20世紀の名曲として人々の記憶に残り続けることは間違いないでしょうから、本作は買って損をすることはありません。

そうだ。その通りだ。
この曲と霊波が同調、共振する人間は私一人ではないのだなと感じた。
ただ、この曲がスポーツジムでかかっていたら私は涙を流すと思う。