第1集 真珠湾攻撃

第1集 真珠湾攻撃 レア度:C(常見)
大日本帝国海軍がどのようにして真珠湾奇襲に踏み切ったか、そしてどう活躍したか。その時代背景までもが詳細に描かれている。
現代の世の中で、ナショナリズムを100%否定するような左翼テロリスト的思想者はこの第1集を読んでみて欲しいものだ。
日本はなにも好んで連合軍と戦争を始めた訳ではない。その当時の国際情勢下では、何もしないでいれば問答無用で連合国軍に占領される危機が高まっていたのだ。祖国を防衛するにも、資源の乏しい日本では海外の資源を積極的に調達しなければならず、海外への進攻も回避できないものだったのだ。
シリーズ第1〜8集は太平洋戦争を時間的に綴ったものと考えることもでき、連戦連勝で景気のいいのは第2集まで。次第に帝国の敗戦色が濃くなり、シリーズの内容も必然的に悲壮感が漂うものとなっていく。第7集の「壮烈!水雷戦隊」は、泣きながら読んだ。最終集の「超空の要塞・B29」は、悲惨極まる内容だ。次回は第2集について述べる。